「男でもVTuberになれるの?」と思いながらこのページを開いてくれたあなたへ。
結論から言うと、なれます。
しかも2026年の今は、男性VTuberにとってかなり追い風が吹いている時代です。
どの事務所に応募すればいいか?
未経験でも戦えるのか?
怪しい事務所に引っかからないためにはどうすればいいか?
そんな疑問をまるごと解決するのがこのガイドです。
業界の実情から、受かる自己PRの作り方、デビュー前に揃えるべき機材まで、ぜんぶ詰め込みました。
男性VTuberの需要はある?現状と将来性がわかる業界分析

「女性ばかりで、男には需要がないんじゃ…」と思ってるなら、そんな心配は今すぐ手放してOKです。
VTuber市場は世界規模でまだまだ拡大中で、2024年時点の世界市場規模は約26億ドル。
2029年には約41億ドルへと成長すると予測されています。
日本国内だけ見ても、VTuber関連事業の売上は前年比150%超えの年度があるほどの急成長ぶりです。
で、その成長の波に男性VTuberもしっかり乗れているのか?という話ですが、答えはYESです。
以前のVTuber業界は確かに女性キャラクターが主役でした。
でも今は違います。
ゲーム配信や雑談配信で「男同士で盛り上がれる空間」を求める視聴者も増えていますし、女性ファンが男性VTuberを応援する文化も完全に根付いています。
ホロスターズのような男性特化グループが国際的な人気を獲得していることも、需要の裏付けになっています。

収益面でも、YouTubeのスーパーチャット(投げ銭)ランキングの上位を占めるのはVTuberが多く、男性タレントもその一角に入ってきています。
収益の柱は投げ銭だけでなく、月額メンバーシップ、グッズ販売、企業案件など多岐にわたります。
とくにグッズ市場は近年急拡大しており、「ライブ配信よりグッズで稼ぐ時代」へのシフトも起きています。
将来性という点では、海外市場への展開や、VRライブといった新しいエンタメ形態との融合も視野に入ってきており、男性VTuberの活躍の場は今後さらに広がっていく見込みです。
「需要があるかどうか」ではなく、「どうやって自分の需要を作るか」を考えるフェーズに来ています。
【2026年最新】男性が応募できるVTuberオーディション一覧

さて、いよいよ本題。
2026年現在、男性VTuberとしてデビューを目指せる主なオーディションと事務所の情報をまとめました。
事務所によってカラーも条件もまったく違います。
「とりあえず有名なとこ」より、「自分に合うとこ」を選ぶのが正解です。
| 事務所/プロジェクト | 性別制限 | 活動の特徴 | 募集状況(2026年3月時点) |
|
ホロスターズ (カバー社) →公式サイト | 男性限定 | 大手VTuber事務所「ホロライブ」の男性グループ。 ゲーム配信・歌・ライブ活動などエンタメ性が高く、海外展開(HOLOSTARS EN)も進んでいる。 |
常設募集 (公式フォームから随時応募可能) |
|
にじさんじ (ANYCOLOR) / VTA →公式サイト |
性別不問 (男性枠あり) |
国内最大規模のVTuber事務所。 未経験者は育成機関「VTA(Virtual Talent Academy)」からデビューを目指せる。 |
不定期募集 (VTAの期ごとに募集) |
|
VEE (ソニー・ミュージック) →公式サイト | 性別不問 | Sony Musicによる大規模VTuberプロジェクト。 音楽・声・クリエイティブ能力を重視し、アーティスト志向が強い。 |
常設募集 (公式サイトから随時応募) |
|
ANNIN (Activ8×アソビシステム) →公式サイト | 性別不問 | キズナアイを生んだActiv8とアソビシステムが運営。 音楽・ファッション・リアルイベントなどVTuber×カルチャー路線が特徴。 |
常設募集 (随時オーディション受付) |
| Kalanプロダクション →公式サイト | 男性限定 |
男性Vライバー専門事務所。 主にIRIAMなどスマホ配信アプリ中心の活動。 |
常設募集 (随時応募可能) |
| VASE (ヴェイス) →公式サイト |
性別不問 (20歳以上推奨) |
配信経験者や歌・ゲームが得意な即戦力型VTuberを募集。 YouTube活動を重視。 |
常設募集 (随時) |
|
Neo-Porte (ネオポルテ) →公式サイト | 性別不問 |
渋谷ハル・まふまふ・そらる等がプロデュース。 ゲーム配信・ストリーマー系VTuberが多い。 |
常設募集 (2026年1月にオーディション再開) |
※参考:各事務所・プロジェクト公式サイト
ホロスターズ|男性特化の大手レーベル

カバー株式会社が運営する、男性VTuber専門のレーベルです。
「ホロライブ」という超有名グループを持つ企業の男性部門なので、ブランド力と資金力は業界トップクラス。
デビュー時から高品質な3Dモデルが提供され、スタジオを使ったイベント出演なども期待できます。
海外ファンの獲得に強く、英語圏やアジア圏でも注目される環境が整っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 18歳以上の男性 |
| 配信頻度 | 週3回以上 |
| 活動期間 | 1年以上の継続が条件 |
| 得意ジャンル | ゲーム、歌、雑談など |
グローバルな活躍を目指したい人にとっては、最高の環境のひとつです。
倍率は高めですが、それだけ「受かったときのリターン」も大きい。
にじさんじ|男性も応募可・倍率と求められる人物像

VTuber業界を牽引するANYCOLOR株式会社が運営する、業界最大規模の事務所です。
100名以上のタレントが所属しており、コラボ文化が非常に活発。
いわゆる「箱の強さ」が際立っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 性別不問(男性応募可) |
| 配信頻度 | 週20時間以上(VTA枠) |
| 活動スタイル | 平日夜間レッスン含む |
| 強み | 育成枠あり・コラボ文化が活発 |
未経験者向けの育成枠「バーチャル・タレント・アカデミー(VTA)」があり、実績がなくても「光るものがある人」を原石として育てる仕組みがあります。
ただし、VTAは週20時間以上のスケジュール確保が求められ、平日夜間のレッスンも含まれます。
副業感覚では厳しく、「本気でやる」覚悟を問われる枠です。
VEE|ソニー・ミュージック主催のジャンル不問プロジェクト

ソニー・ミュージックエンタテインメントが主導する、業界最大規模のバーチャルタレントプロジェクトです。
配信だけでなく、音楽制作・声優・クリエイティブ方面でのキャリア構築を視野に入れているのが大きな特徴。
歌やパフォーマンスに自信がある人は要チェックです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 16歳以上 |
| ジャンル | 不問(歌・ゲーム・トークなど) |
| 活動期間 | 1年以上の継続が条件 |
| 強み | 音楽制作・ライブサポートが充実 |
「歌で勝負したい」「音楽方面に進みたい」という人には、特にマッチしやすい事務所です。
ソニーのノウハウを活かした楽曲リリースやライブイベントのサポートは他事務所にはない強みです。
ANNIN|Activ8×アソビシステムのハイブリッドプロジェクト

キズナアイを世に送り出したActiv8と、きゃりーぱみゅぱみゅのプロデュースで知られるアソビシステムがタッグを組んだプロジェクトです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 満10歳以上の男女(全世界) |
| 活動期間 | 1年以上の継続が条件 |
| 活動スタイル | SNS更新・コラボ・グループ活動など |
| 強み | リアルイベント・ライブとの連携 |
画面の中だけで活動するのではなく、リアルなステージやファッション・音楽イベントとの連携を重視しており、「バーチャルとリアルの両方で輝けるタレント」を育てるコンセプトが特徴的です。
なお、公式サイトには「審査合格後に登録料やマネジメント料が発生する場合がある」との記載があります。
応募前に必ず公式サイトで最新の条件を確認してください。
Kalanプロダクション|男性Vライバー専門事務所

スマホ配信アプリ「IRIAM」に特化した、男性専門のVライバー事務所です。
「PCも高額機材もまだ持ってない」「まずは手軽に始めたい」という人にとって、スマホ一台でデビューできるのは大きなハードルダウンです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 16歳以上の男性 |
| 配信頻度 | 月15日以上・月間50時間以上 |
| プラットフォーム | IRIAM(スマホアプリ) |
| 強み | 未経験者が入りやすい |
「リスナーのそばに寄り添う存在」を大切にするカルチャーがあり、密なコミュニケーションを武器にしたい人に向いています。
YouTubeのような再生数競争とは違うフィールドで勝負できます。
VASE|男女アイドルVTuber専門プロダクション

音楽事務所が親会社という珍しいバックグラウンドを持つプロダクションです。
メジャーデビューやカラオケ収録といった、音楽方面でのキャリアも視野に入れた活動ができるのが他事務所にはない特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 20歳以上の男女 |
| ジャンル | 歌・ゲーム・アイドル系 |
| 配信経験 | あることが条件 |
| 強み | 音楽サポート・弁護士監修の契約体制 |
未経験者よりも「すでに何らかの活動をしてきた人」を重視する傾向があります。
顧問弁護士が監修した契約書を用意しているという点は、安心感という意味でひとつの判断材料になります。
選考通過者への連絡は応募から1ヶ月以内が目安です。
Neo-Porte|渋谷ハルら人気クリエイター発のVTuberグループ

渋谷ハルやまふまふ、そらるといった知名度の高いクリエイターたちがプロデュースに関わるグループです。
YouTubeの合計登録者数400万人超という実績を持つ母体のもとで活動できる環境は、新人にとって大きな追い風になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 18歳以上・国籍・性別不問 |
| 活動スタイル | 中長期的な活動に専念できる方 |
| 居住地 | 国内外問わず応募可 |
| 強み | 人気クリエイター陣のプロデュース力 |
ゲームスキル(FPS等)や歌唱力、英語力といった具体的な武器を持つ人が歓迎されます。
審査費用は一切発生せず、選考は書類審査→オンライン面談(複数回)→オフライン最終審査という流れで進みます。
合格がそのままデビューを確約するものではない点は、応募前に把握しておきましょう。
未経験の男性でも受かる?オーディションで重視される評価ポイント

「配信経験ゼロだけど大丈夫?」という不安には、実はよくある誤解があります。
大手事務所が未経験者に求めているのは「実績」ではなく「伸びしろ」です。
すでに完成されたスキルより、将来化ける可能性のある原石を求めている側面が強いです。
では、具体的に何が評価されるのか。
① 個性と一貫性のあるキャラクター
「この人、どんな人なんだろう」と思わせる磁力が大事です。
面白い・可愛い・すごいではなく、「なぜかこの人が気になる」という引力。
これはスキルではなく、あなた固有の個性から生まれます。
② 喋り続けられる体力の予兆
配信の実績がなくても、「普段からよく喋る」「友達とのゲームボイチャが楽しい」という素地は伝わります。
TikTokやYouTubeショートで短い動画を投稿していると、「継続できる人」として評価につながりやすいです。
③ 差別化できる武器の存在
特定のゲームに異常に詳しい、マイナーな趣味に情熱を持っている、ある分野の知識が人より抜きん出ている。
そういった「あなたにしかない尖り」は非常に強いカードになります。
④ デジタルへの適応力
動画編集や配信ソフトを触ったことがある、サムネイルを自分で作れる、SNSの運用に慣れていル。
こういったスキルは「即戦力感」として審査員の目に映ります。
大手事務所「ホロスターズ」「にじさんじ」の倍率と求められる才能

夢を砕くようで申し訳ないですが、現実を先に知っておく方が絶対に良いです。
にじさんじのVTAは、年間応募者数が約4万人以上。
通常枠の倍率は500〜1,000倍とも言われており、デビューまでを含めると2,500倍を超えるとも。
ホロスターズも同様に、競争率は相当なものです。
でも、「だから諦めよう」ではなく、「だから戦略が必要」という話です。
倍率が高い事務所では、「普通に上手い人」は埋もれます。
逆に言えば、「この人は唯一無二だ」と感じさせられれば、実績がゼロでも引っかかる可能性があります。
また、兄弟オーディション(声質やキャラクターが既存ライバーと似た人材を募集する特殊枠)などは応募者の母数が絞られるため、倍率が200〜300倍程度に下がることも。
条件が厳しい枠ほど競争が緩む逆説が起きることも覚えておいて損はないです。
大手を目指すなら、「広く応募」より「一点突破」の戦略が効きます。
特技がなくても大丈夫?合格率を上げる自己PRと動画の作り方
「歌も下手、ゲームも普通、喋りも自信ない…」という方へ。
特技がないのではなく、まだ言語化できていないだけかもしれません。
自己PR動画で意識すべきポイントをまとめます。
冒頭15秒で勝負が決まる
審査員は大量の動画を見ます。
最初の15秒で「この人、なんか気になる」と思わせられなければ、残りを見てもらえません。
いきなり長い自己紹介から入るのはNG。
「私は○○という世界観で配信したい」という宣言や、ちょっとしたインパクトのある一言から入るのが効果的です。
動画の構成例(3分目安)
- つかみ(15秒):
印象に残る一言や、自分のキャラを凝縮したシーン - 自己紹介(30秒):
名前・年齢・どんな人間かをテンポよく - 特技・得意なこと(45秒):
「普通」でも自分なりの言葉で語る - やりたい配信・夢(45秒):
具体的なイメージを話す - 締め・熱意(45秒):
なぜこの事務所なのか、どんなタレントになりたいか
音質は命
見た目より音。
これは大原則です。
映像が多少粗くても、声がクリアで聞き取りやすければ審査は通りやすくなります。
逆に、どんなにキャラが立っていても、声がこもっていたりノイズだらけだと評価が大きく下がります。
スマホのマイクでも、静かな部屋で口元に近づけて録音するだけで印象は変わります。
「ありきたり」を避ける
「VTuberが大好きで、ずっと夢でした」
こういうのは数千人が同じように書いています。
自分の経験から来る「なぜVTuberなのか」「何を届けたいのか」という具体的なエピソードで語ることが、審査員の記憶に残る唯一の方法です。
配信機材や防音環境は必要?デビュー前に準備すべき最低限の知識

「機材ってどこまで揃えれば受かるの?」という質問、よく聞きます。
オーディションの応募自体に高額機材は必須ではありませんが、デビュー後を見据えると最低限の準備は必要です。
パソコン
ゲーム配信を考えているなら、Core i7またはRyzen 7以上のCPU、RTX 3060以上のGPU、メモリ16GB(余裕があれば32GB)が現実的なラインです。
雑談・歌メインなら少し落としてもOKです。
マイク
「音質が視聴継続率に直結する」と言われるほど、マイクは重要です。
Audio-Technica AT2020やSHURE MV7あたりが、コスパと品質のバランスが良く定番とされています。
配信ソフトと顔追従
配信ソフトはOBS Studioが無料で使えてほぼ標準です。
アバターの動かし方はVTube Studioを使うのが一般的で、顔の動きはiPhone ProシリーズのFace ID機能を使ったフェイシャルキャプチャーが主流になっています。
防音・インターネット環境
防音は意外と見落とされがちなポイントです。
生活音や外の騒音が入ると視聴者の離脱につながります。
簡易的な吸音パネルの設置だけでも効果は出ます。
回線は有線接続の光回線が理想で、上り速度30Mbps以上を目安にしてください。
配信中に回線が落ちるのは、ファンへの信頼損失になります。
怪しい事務所に注意!「闇」を避けるための安全なオーディションの選び方

VTuber人気に乗っかった悪質な事務所も存在します。
夢を持って応募したのに、金銭的・精神的な被害を受けるケースも実際に起きています。
以下のポイントに一つでも当てはまる事務所は、冷静に距離を置きましょう。
🚨 要注意サイン
- タレントにお金を請求する:
登録料・レッスン料・機材費などをタレント側に払わせる事務所は危険です。
本来、事務所の収益はプラットフォーム側から得るものです。 - SNSやDMだけの勧誘:
「あなたにピッタリです!」というDMからオーディションに誘導するケースは詐欺的な手口の典型例です。 - 所在地・所属タレントが不明:
公式サイトがない、または会社情報が一切載っていない事務所は存在自体が怪しいです。 - 契約書の説明を渋る:
収益の分配率、アバターの著作権の帰属先、契約終了後の競業禁止条項。
これらを事前に明確に説明してくれない事務所との契約は避けましょう。 - 「誰でも稼げます」という甘い言葉:
これはほぼ詐欺の合図です。
安全な選び方の基本
信頼できる事務所を見分けるためには、「法人登記が確認できるか」「所属タレントの活動実績が公開されているか」「既存のタレントがSNSで普通に発信しているか」をチェックするのが基本です。
契約前には、収益分配の仕組みをグロス(売上全体)かネット(経費差し引き後)かまで確認し、疑問点はすべて文書で回答してもらうのが理想です。
面倒に感じても、ここをサボると後悔します。
VTuberを目指す道は、決して女性だけのものではありません。
市場は拡大し、男性への需要も確実に育っています。
大事なのは「自分にしかない何か」を見つけて、正しい場所に届けること。
このガイドが、あなたの最初の一歩を踏み出す助けになれば嬉しいです。
失敗を恐れず、あなたの才能を試す一歩を、ぜひ踏み出してください。






