「Vtuberって、もうオワコンじゃないの？」
そんな声を見かけるたびに、胸がざわつく。
始めたい気持ちはある。
でも、もう遅いんじゃないか。
やる意味あるのかな…。
この記事を開いたあなたも、きっとそんな迷いを抱えてるはずです。
だけど、だからこそ伝えたいんです。
ブームが落ち着いた今こそ、“始める価値”はあるってことを。
「vtuberブームは終わり」と言われる理由とは？
なんとなく不安になるあの言葉。
でもその“終わり”には、ちゃんとした理由がありました。
なぜ「終わった」と感じる人が増えたのか
「最近あんまり見なくなった」
「話題にならなくなった気がする」
――そんな“空気感”は、案外みんな感じているものです。
実際、VTuberに関するこんな変化が起きています。
- 切り抜き動画の再生回数が以前より伸びにくい
- ファンアート投稿数が減り、別ジャンルへ移るイラストレーターも増加
- Wikipediaの閲覧数もじわじわ減少
これはブーム時に比べ、日常の中で“当たり前の存在”になったという見方もできますが、一部の人には「流行が過ぎた」という印象を与えてしまっているんです。
データや検索傾向から見る現実
実は「vtuber ブーム 終わり」といったワードでの検索数は、ここ数年じわじわと増加傾向にあります。
つまり、YouTubeの総再生時間は伸びている一方で、「注目度」という意味ではピークを越えた感は否めません。
とはいえ、市場そのものが縮小しているわけではありません。
むしろ2025年には視聴時間が過去最高の5億時間を突破したというデータもあり、“静かに着実に”広がっているというのが正しい見方です。
参考リンク ▶ Streams Charts
活動をやめるVtuberが目立つ理由
SNSや配信者のタイムラインでよく見かける「卒業報告」。
あれを見るたびに、「やっぱり続けていくのは無理なんだ」と感じたこと、ありませんか？
でも、活動終了の理由は実にさまざまです。
- メンタルの限界（燃え尽き・比較疲れ）
- 収益化の壁（月収1万円未満が大多数）
- ライフステージの変化（就職、進学、結婚など）
- トラブル（誹謗中傷・ストーカー・事務所との方向性の違い）
「夢を諦めた人が多い」というよりは、“それぞれの選択”をしている人が増えているのが実態に近いんです。
それでもVtuberを目指す価値はあるのか？
もう遅いかも…そう感じた時こそ、「今だからこそできること」が見えてくるんです。
「vtuberの将来性はない」は本当か
確かに、かつての“爆発的ブーム”は落ち着きました。
でもそれって、「終わり」じゃなくて“成熟期に入った”だけなんです。
実際、業界のトップを走る「ホロライブ」や「にじさんじ」は上場を果たし、VTuberが企業とコラボし、ライブイベントやグッズ販売で年商数百億円を稼ぐ時代に入っています。
視聴者の熱狂は「一過性」から「定着」に変わり、ファンは今、“長く応援できる人”を探すようになってきている。
つまり、本当に力のある人にとっては、むしろ今がチャンスなんです。
Vtuberの次に流行るものは何か？
「じゃあ、これから伸びるジャンルは？」と気になりますよね。
最近注目されているのは、以下のような新しい動きです。
- AI VTuber（AIが自動で配信を行う存在）
- 実写×アバターのハイブリッド型（顔出しせず、でもリアルに近づける）
- 教育・専門知識を活かしたVTuber（法律・心理・語学など）
なかでも、「ただ話すだけ」ではなく、何か“伝えたいもの”がある人は強い。
いまやVTuberは、エンタメだけでなく「学び」「癒し」「知識共有」の場にもなっているんです。
今からでも始められるジャンルとスタイル
「今さら…」なんてことはありません。
むしろ“今の時代だから”伸びるスタイルもあるんです。
たとえば──
| ジャンル | 特徴 | 活かしやすいスキル |
|---|---|---|
| 雑談・ASMR | リアルタイム交流／癒し需要 | トーク力／落ち着いた声 |
| 教育系 | 専門知識×わかりやすさ | 資格／解説力／誠実さ |
| 歌系（歌ってみた） | 拡散性・音楽ジャンルとの相性◎ | 歌唱力／編集技術 |
| ショート動画特化 | 拡散力とインパクト重視 | 編集力／SNS連携スキル |
さらに最近では、VTuber活動を副業や趣味として始める人も増えています。
完璧じゃなくていい。
まずは「声と想い」を届けることから、です。
声優やナレーターへの道とどう違う？
よくある質問です。
「VTuberと声優って、どっちを目指すべき？」と。
両者の違いをざっくり比べると…
| 項目 | VTuber | 声優・ナレーター |
|---|---|---|
| 活動の自由度 | 高い（セルフプロデュース） | 台本や作品に沿って演じる |
| 顔出しの必要性 | 基本なし | 作品や活動内容による |
| 収益構造 | 視聴者との関係性×収益化 | ギャラ制（事務所所属が多い） |
| 表現の幅 | ライブ・動画・SNS・イベントなど多岐 | 作品への参加が中心 |
もしあなたが「自分のキャラクター性や想いを、誰かに直接届けたい」と思っているなら、
VTuberという選択肢は、まだまだ“最前線”のひとつです。
vtuberブーム終わりの今、何を選ぶべきか
“終わった”と感じた先にこそ、あなたらしい「始まり」があるかもしれません。
自分に合った表現の場を見つけるために
ブームが落ち着いた今こそ、まわりの空気に流されずに「自分にとっての表現」を見つめ直すチャンスです。
たとえば──
- とにかく話すのが好き → 雑談系やラジオ形式のVTuber
- 声に自信がある → ナレーターやASMR系、声優系ジャンル
- 専門知識を持っている → 教育コンテンツに特化したVTuber
- 企画が得意 → SNS×ショート動画での拡散型コンテンツ
どれが正解かじゃなくて、どの道なら「続けられそう」かが大事なんです。
「楽しい」も「不安」もひっくるめて、あなたの表現に変えていける場所を探してみてください。
「オワコン」だからこそ見える可能性
不思議なもので、「もう終わった」と言われるジャンルって、実は“本気の人だけが残るフェーズ”に入ってることが多いんです。
- 数だけ増えて埋もれていた配信が、今なら逆に見つけてもらいやすい
- ニッチなジャンルでも、コアなファンがつきやすい
- 今から参入しても「新しい」と感じてもらえる土壌がある
つまり、「もう遅い」は幻想かもしれません。
大切なのは、“今の時代に合った形で”やること。
VTuberという形にこだわらなくても、「声で表現する」手段は無数にあります。
【まとめ】vtuberブーム終わりの今、あなたに必要な視点とは
「ブームが終わった」と聞いて、やめる理由を探すのは簡単です。
でも、もし心のどこかで「それでもやってみたい」と感じたなら――
その小さな気持ちこそが、あなたにとっての“始まりの種”です。
続けるって、思ってる以上に強いこと。
今ここで迷っているあなたには、きっとその力があるはず。
そしてもし「どう始めればいいのか分からない」と思ったなら、自分の声や可能性を見つけられる場所から、始めてみてください。
